2009年12月3日木曜日
たなごころ
「たなごころ」とは、手の平の真ん中のへこんでいるところです。
「手の心」という意味なのだそうです。
私は何かを触覚で感じようとするとき、この部分でものを掴みます。
特に、手ごろな大きさの石などをこの「たなごごろ」でしっかりと掴むと、
感触が腕を通って肺や心臓のあたりまで到達します。
硬さや冷たさから、この石が出来上がったエネルギーの強さを感じ取ることができます。
また、周囲の空気や気配を感じ取ろうとするとき、この「たなごころ」を上にむけて
手をいっぱいに広げて感じ取ろうとします。
傍からみると滑稽でしょうが、まるでレーダーのように、または植物が葉を広げるように、
周囲の雰囲気を「たなごころ」に集めようとします。
「たなごころ」は東洋医学でも重要な部分らしいです。
私の感じかたでも、体の芯が露出しているところ、とでもいう感じがします。
つまり、体幹から腕をとおって、「たなごころ」で露出しているというような感じです。
似たようなところは、足の裏の「つちふまず」でしょうか。
皆さんもご自分の体の感覚を見つめて直してみてください。
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