2009年12月19日土曜日

電磁波の海



人は光を見ます。
光を様々な色として識別することができます。

しかし、可視光はガンマ線から長波までの電磁波のごくごく一部で、
人間はこの中のわずかな波長の違いを色で識別することができます。
そんなことができるのは人間だけのようです。驚くべき能力です。

それでは、可視光以外のところは、人間にとって感じることができない、
砂漠のような領域なのでしょうか?
どうもそうでもないらしいです。

☆実は人間は電磁波を感じているらしい。
「電磁波過敏症」というものがあります。
身近な電気機器から発する電磁波で頭痛や不眠などになる症状のことです。
実は、人間は案外電磁波に敏感のようです。

☆「気配」というものは電磁波のことらしい。
電磁波は皮膚で感じるもののようです。
急に電磁波が変化すると、首筋や背中に「ゾクッ」とするような感覚を感じる人がいます。
音も聞こえないのに、「何かが動いた気配を感じる」というということはあります。
これは、人や動物が動く時に発生する、わずかな電磁波を感じることがあるという
ことなのでしょう。

☆電磁波を感知する能力は個人差が大きい。
人間は、視覚や触覚は、はっきりと識別することができますが、電磁波はその感知能力にかなり個人差があるようです。

☆犬は電磁波に敏感らしい。
あるTV番組で、主人が外出先から玄関に近づいただけで玄関に走っていく、特殊な能力を持った犬を紹介していました。
その犬は、嗅覚と同じように、電磁波もよく識別して、主人の発する特定の電磁波が判るらしいのです。
(もちろん、ぜんぜん電磁波を感じない犬もいる)

☆現代の電子機器に囲まれた生活は、気配、すなわち電磁波に「感じない」ことを強いているのではないでしょうか?
私たちは、時々静かにして、気配すなわち電磁波に「耳を澄ます」必要があると思います。
そのとき、私たちは、電磁波ノイズのあまりに多いことに気づくかもしれません。



俺は今日も生きている。。。。

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