2010年6月26日土曜日

雑誌アエラに少しだけ掲載されます

先日、アエラ記者・古川雅子さんの取材を受けたが
記事掲載についての連絡が来た。
7月5日(月)発売号にて「乾布摩擦・裸健康法」という記事の中で
以下の文が載ります。


 芸術家であり、精密機器メーカーに勤める田島鉄也さん(47)は、自分の体で感じる「感覚」で世界を捉える試みとして、芸術活動に取り組んでいる。最近、その思考実験の一環として、乾布摩擦も試したところ、
「気温や、風の流れといったものに、いかに自分が鈍感になっているか、気づいた」 
 と田島さんは言う。その効用について、
「現代人が目に見える何かを得たかわりに『失った何か』。その〈野性〉を取り戻し、外気と身体の感覚的つながりを回復する機会になるのではないか」
 と考えている。


古川さんとはたくさんの話をしたけれども、彼女の取材テーマが「乾布摩擦・裸健康法」なので、私の問題意識の全体像のうち、皮膚感覚に関する部分のみ切り取った形です。

古川さんは事前に私の「〈野性〉論」を買い求め、線を引いて非常に熱心に読んでくれていました。「〈野性〉論」は他のどの書物にも書いてないことを書きました。しかもできるだけわかりやすく。そのことをよく理解してくれていました。彼女は「〈野性〉論」の良き理解者の一人です。

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