さて、私は「あの世」とやらから、
この地上界(物質界)にやってきた。
あーだこーだと苦労しながら生きている。
しかし、物質界にいるというのに、自分の肉体が
本当に物質でできていて、物質が作用してさまざまな
生理的な反応が行われているということを
実感しているのかというと、実は怪しいところがある。
今の季節、外の空気は冷たいし、アスファルトの硬さは
靴を通して足に伝わってくる。
食べ物を食べると胃が膨らむ感じがするし、
風呂に入ると確かに暖かい。
しかし、しかし。。。一体私は、どれほどのことがわかっていると
いうのか?
自分の乏しい感覚器官を通じてしか、これらのことをわかり得ないではないか。
私たちは、現実世界の一部分しか知りえず、しかもそれも
私たちの解釈に合わせて捻じ曲げられ、仮想的な世界を作っている。
歯が痛いとしたら、私は歯の痛みを作っている。
それが、私の肉体とのコミュニケーションだ。
私は、自分が完全に物理的実体であることを、わかり切りたいと思う。
世界が存在すると確証したいと思う。
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2011年2月24日木曜日
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