都市の夜景とオーロラを同じ画面に捉えた映像は非常に興味深いものでした。
まさに現代文明の姿である夜景と、自然の代表であるオーロラとの対峙です。
以前から言うように、現代文明(ハイデガーのいうゲシュテル)は一つの生物であり、この生物は、地球に生息する最大の生き物です。
地上に這いつくばるゲシュテルと、オーロラの2ショットは、圧巻の映像でした。
番組では、巨大オーロラが引き起こす誘導電流が、変電所を破壊し、大規模な停電がおこるという話を紹介していました。
19世紀に起こった、キューバやハワイでも観測されたという巨大オーロラが今発生したとすれば、現代文明の大半の変電所は破壊され、復旧に4年から10年はかかると言います。
電気供給線はゲシュテルの神経系か、血管のようなものです。
それに対してオーロラが壊滅的な影響を与え得るというのは、ゲシュテルと自然の、極めて直接的な関係を示すものです。
地上にへたばって生息しているゲシュテルにしてみれば、突然巨大な誘導電流を流されて痺れてしまい、しばらく気絶しているような状態です。
宇宙の渚HP ↓ 画像もそこから転載
http://www.nhk.or.jp/space/nagisa/
地球に張り付いて生息するゲシュテルの画像。
にほんブログ村
0 件のコメント:
コメントを投稿