2011年9月19日月曜日

隠れた下部構造

我が家の近くの変電設備である。我が家に電気を供給しているもっとも近い設備です。


ここに在るとは誰も気づいていない。

それまでは、何も気づくことがなかった。
確かに窓もない地味な外観。
意図的に気づきにくいようにしてあるのだろう。


どこにあるか?
信号の後ろの白いスレートのようなものが横に並んでいる建物です。
まず、特別興味がない限り普通の人は気づかない。

裏に回って見たところ。変電設備がはいっているのでしょうね。

間違いなく変電所です。
変電所といえば、変電設備が剥き出しになっているところもありますが、
この場合、意図的に人目につかないようにしているのではないかと思われます。
テロなどから守る目的だと思います。


一般的に社会的インフラは、目につかないように隠される傾向があります。
テロなどを恐れてそうしているのだと思いますが
その結果、自分たちのライフラインと呼ばれるものが
不透明になっている現況につながっています。
前にも申し上げたように、自然と身体を分断したのはテクノロジーであり、
特にエネルギーなどのインフラはその主犯とも言えるものですが、
安全管理上の秘密である場合もあって詳しい情報は公開されていない。


僕らの社会は、自分たちに近いものを隠したがる傾向がある。

にほんブログ村 美術ブログ 現代美術へ
にほんブログ村

0 件のコメント:

コメントを投稿