2009年10月10日土曜日

読んだ本

「哲学入門」  ヤスパース 草薙正夫訳 新潮文庫
高校2年のときに夏休みの課題図書の一つとして読んだ。
ヤスパースの著作の中では易しいといわれているが、やはり少し難しい。
今再読してみるとヤスパースの哲学する者としての態度は襟を正したくなる。
私の座右の書にしたい名著

「オウム帝国の正体」 一橋文哉 新潮文庫
オウムと暴力団の関係を描いたルポ。

「村野四郎 詩集」 彌生書房
アンコウの解体を描いた詩が教科書に載っていたので有名な詩人。
身体感覚・内臓感覚の描き方が秀逸。
私はこれも座右の書に上げたい。

「オウム真理教事件 完全解読」 竹岡俊樹 勉誠出版
「田島鉄也はどのように生きているか」思索篇をご覧ください。

「99.9は仮説」 竹内薫 光文社新書
ベストセラーの一つです。
ホーキングが虚時間を導入したいきさつが面白かった。
彼は計算のつじつまがあえば良く、虚時間が何かなんて考えもしない。
そもそも時間とは何かとか、どうでもよい問題ということ。
この世が実在しているかということには頓着しない。この諦観。
まるで荘子の「胡蝶の夢」を地でいってる。

「ブラジルの混沌」   ㈱アルク
この本借りるのは2度目です。
カーニバル、サッカー、アマゾン、ブラジリア近代建築。
矛盾に満ちた国の魅力を伝える本。
ブラジル現代美術の紹介が後半を占める。

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