2013年12月2日月曜日

ジャガイモのために -沢渡大火- 2 ジャガイモを掘りにいってきました。

10月20日アップの内容にあったように、中之条ビエンナーレ2013において、昭和20年の沢渡温泉での大火にまつわる作品をつくりました。
大火の跡の残る蔵の前に、大火にとって重要な品であるジャガイモを植えたのですが、収穫時期が来たので、中之条までジャガイモを掘りに行ってきました。


本日(2013年12月1日)のようす。ジャガイモの葉はすっかりしおれている


ちなみに90日前の10月14日のようす



枯れた葉と茎

掘り出した白いジャガイモ

赤い種類のものも植えてました。

バケツに半分ほど取れました。でも小粒のものが多いです。
 このあたりでは秋植えジャガイモはやっていないし、中之条の園芸店でも「このあたりじゃ無理ですよ」と言われましたが、やらないわけにはいかないのでネット通販で秋植えジャガイモのタネイモを仕入れて植えました。
肥料くらいは最初に入れましたが、あとはろくな手入れもせず、蔵の隣の決して日当たりが良いといえないところでしたが、何とか実をつけてくれました。さすが非常食に使われただけあってジャガイモは凄いですね。

取れたジャガイモの大半は蔵の所有者の方に差し上げました。

そして大火の供養のためのお堂(天狗堂)を再建した旅館「龍鳴館」さんに、少々持って行きました。この旅館では30年来、大火のあった4月16日に天狗堂での講をおこなっています。立ち寄り湯に寄ったあと、女将さんとお茶を飲んでお話させていただきました。(ちなみにここの浴槽はヒノキで、触った感じが良いです)

龍鳴館での天狗堂再興の話はこちら


こちらは作品である石のジャガイモ

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