2010年12月31日金曜日

触感トレーニング11

もう少しストロークを大きくし。身体スケールを反映したいが・・・
紙に、米糊+食用竹炭


2010年12月26日日曜日

先住民の価値観に学べ

インディアン、アボリジニなど、世界の先住民について書いた本を何冊か読んでいる。
彼らと自然との関係について考えさせられる。
彼らにとって自然は圧倒的なので、彼らはその背後に霊的な力があると信じていた。
それらは精霊とか大いなる力とか呼ばれていた。




先住民の宗教は、キリスト教・仏教・イスラム教のような宗教とは違って創始者はいない。
神話と儀式、実際の生活にいたるまで一貫した生活思想である。
まさに、自然-身体-精神-社会をつなげる仕組みとして機能していた。

翻って現代、自然は遠くなった。
私達はどこか私達の知らない海でとれた魚、
知らないところで育った動物の肉、
計画的に栽培され、収穫された野菜を食べている。

しかし目を内側に向けてみよう。
私達は自然を持って運んでいる。
この肉体によって。
何十億年も前、我らの遠い遠い先祖が、海から陸に上がって
海の生存環境を肉体に閉じ込めて持って上がった。
そう考えるだけで畏敬の念を感じる。
自分がどこで何をしていようと関係ない。
私達は自然を持ち運んでいる。
エコロジー、CO2削減も大切だが、それは本質的なことではない。

我らは奇跡のような身体を持っており
私達の自我は、そこにほんの少し間借りしているわけだ。
中心が自我の方にあると、思い違えてしまうことがあるが
自然-身体の方がメインストリームである。
そこを外してしまうといろいろなトラブルが起こるだろう。

巷の世評では今の日本は閉塞しているという。
私に言わせれば60年代からずっと閉塞していた。
経済的に成長していない状況を指して、閉塞というのであれば笑止である。

私達は、もっと深くあるべきである。
経済発展ではなく、我々は「深化」すべきだ。
足元を見つめ、内部を見つめて、価値を自分のオリジンに定めるべきである。


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2010年12月23日木曜日

触感トレーニング10

今日は赤ワインを入れた。
しかし色が薄くてだめです。



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2010年12月20日月曜日

触感トレーニング9(米糊と竹炭を手で塗る)

3連発。
粘性、力の入れ具合、体調、集中力、全てがうまく良くと無心になって塗っている。


   


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2010年12月18日土曜日

触感トレーニング8

あらかじめ紙を水で湿らせておけば伸びが良い。




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2010年12月13日月曜日

触感トレーニング7 (米糊を手で塗る)

一気呵成にやらねばならない。
全身で手を壁に押し付ける力が必要だ。
完成度を高めようとすると、幾多の修正が必要になるが
あまりそれはやりたくない。
最初から決定的な動きをする難しさ。



米糊+食用竹炭


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2010年12月12日日曜日

触感トレーニング6



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2010年12月6日月曜日

1月の個展案内



2011年1月に行なう個展の案内DMです。
1月24日、26日、29日に、壁に貼った紙に、米糊を手で塗る実演を行ないます。
身体感覚を視覚表現につなげる試みです。
場所は銀座 ギャラリー現 http://www.jpartmuseum.com/g_gen/

2010年12月5日日曜日

触感のトレーニング5

壁に向かって行なうのは、やりやすい。






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2010年12月2日木曜日

触感のトレーング4

米糊のぬるぬるした触感---それは内臓感覚にも通じるが---を、視覚で表現できることが必要。