実体と表象の間

実体と表象、物と言葉、その間。その混沌のエネルギー。そこで考え、活動し、学び、遊び、雲が湧き上がるように生成する。 旧ブログ名は「感覚で世界を捉える」(2017.3.11まで) ブログ名を変えた理由はこちら http://te-tajima.blogspot.jp/2017/11/blog-post.html

2020年8月17日月曜日

戦争はなぜ起こったかの調査シリーズ 「日米開戦の正体」

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  日米開戦の正体   なぜ真珠湾攻撃という道を歩んだのか   孫崎享 著 さまざまな資料や著書から拾ってきたものを集めて構成している。 日露戦争直後から、日本は目をつけられていて、アメリカは、どのようにして日本に先制攻撃させるかを練っていた。日本はそれに載せられた。という論旨で...
2020年7月23日木曜日

「Centers」と「侍女たち(ラス・メニーナス)」

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ビデオ作品「Centers」と、ベラスケスの「侍女たち(ラス・メニーナス)」 Webサイトによる展覧会を開催中です。「新しい空間の快楽」 https://te-tajima.wixsite.com/mysite その中のビデオ作品「Centers」について...
2020年1月4日土曜日

初夢未来予想

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初夢未来予想(国際編)(長文です) 明けましておめでとうございます。 突然ですが、お正月だし、ここはひとつ思いっきり明るい未来予想の話をしようと思う。 これから話すのは今から50年後、2070年の世界です。 「こうあって欲しい」という姿をあえて思い描くことで、もしかしたら少...
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2019年6月6日木曜日

巳巳 個展-Exhibition "Mi chiamano Mimi"

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個展を行ないます。 巳巳(元 田島鉄也)による改名後初個展 作家のパフォーマンスを記録した初のビデオ作品。 墨汁に浸けられボロボロになった「本」。(写真は「セザンヌ展 1974年 国立西洋美術館 図録」) そして多数のドローイングを出します。是非ご高覧お願いいたします。 ...
2019年3月31日日曜日

世界を怪物が覆っている

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世界を怪物が覆っている。 資本主義という怪物である。 現代を生きる我々の生活は、否応なしに巨大な経済システムに組み込まれている。 我々の生活は、この怪物に絶えず栄養を与えている。 このシステムに接続して労働し、対価を得て、そしてこのシステムによって消費する。 そしてシス...
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2018年6月13日水曜日

「日常」- この異様なるもの

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何か変だと思っている。ずっと前からそう思っていた。 一体どうして、このような世界に住んでいるのか? どこで作られたのかわからない食材を食べ、本当なのかどうかわからないニュースを目にする。 人々は巨大な噂話をしていて、 メディアは人々を分断し、人々はそれぞれ孤独になる。...
2017年11月4日土曜日

実体と表象の間で:ブログ名の変更について

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ブログを改訂するにあたって・・・ 長らく「感覚で世界を捉える」というタイトルのブログを続けてきたが、タイトルを「実体と表象の間で」と改めることにしました。その理由は以下です。 私は15歳のときに神経症で電車に乗れなくなりました。長じて寛解してから、心の病気は私個人の問題と...
2017年3月10日金曜日

3月11日の前日に

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明日は3月11日だ。 この間の6年間に私は何を考え、どう行動し、どのような精神の醸成をしたのか、ここでまとめておきたい。 2011年3月の震災発生後に書いた私のブログを読むと、私は何かを恐れていた。 自然の力を恐れている。まだ余震も続いていたころだ。私はあえて恐怖を自分の中...
2016年5月3日火曜日

永遠について

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私は、絶望と希望の間の灰色の領域にいる。 あらゆる物に名がなく、ものの一切が動かないその場所。 すべての物が意味から取り外されている。 外に抜け出す梯子(はしご)は取り外され、その中でしか生きていけぬ、その深い谷。 その中立的な領域において、私は見極めようとしてい...
2016年3月19日土曜日

すべてのもの

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認識 ブラシで汚れを除去 recognition removing dirt by brush 世界には付け加えるべき何物も無い。 表現すべき何物もない。 したがって取り除くことしかできない。 だから表現すべき対象は...
2015年2月15日日曜日

高松次郎展 ミステリーズ

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国立近代美術館で行なわれている「 高松次郎ミステリーズ 」に行ってきた。 高松次郎氏は以前より私が敬愛する作家である。 わかりにくいこの作家の思考世界を丁寧な解説でみせてくれている好展示だった。 説明文が多い展覧会でもある。作品タイトルの下に長々と説明がある。観客はその文書...
2014年8月28日木曜日

量子力学の爽快さ -量子力学と仏教哲学-

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前回、「 量子力学の気持ち悪さ 」というタイトルで文章を書いた。なぜ気持ち悪いかというと、粒子は「あるんだか無いんだかわからない」「見てないときには何をしてるのかわからない」「客観的に観測したいのに、見ただけで自分がその現象に関わってしまう」という点にある。 見ていないときには...
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2014年7月20日日曜日

量子力学の気持ち悪さ

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寄席に行くといろいろな芸がある。落語もあれば漫才もあり奇術も曲芸もある。 奇妙な例えだとは思うが、物理学を寄席芸に例えるとしてみよう。科学というものは楽しいもので、ある意味エンタテインメントとしてみることもできるからだ。 そういう例え話で見てみると、相対性理論に比べて量子力...
2014年5月16日金曜日

量子と意識2

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5月4日放送のNHK「 サイエンスゼロ」の超能力特集において、人間の意識が量子的現象に影響を及ぼすという実験について紹介していた。 それについて考えたことを以下に書きます。 そもそもわたしが思うに、意識よりも身体のほうがたくさんのことを行なっており、意識はたいしたことはやっ...
2014年5月7日水曜日

量子と意識

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5月4日放送のNHK「サイエンスゼロ」は、超能力特集だった。 その中で私の興味を引いたのは、人々の意識の高揚によって乱数発生器の乱数の出方に偏りが生じるというものだった。 アメリカのネバダ州の砂漠で7万人が集まるというイベントでそのシンボルである巨大な「バーニングマン」とい...
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2014年2月2日日曜日

個展レビュー 「ハイデガーの技術論」

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先日(2014.1.27-2.1) ギャラリー現  で行なわれた私の個展「ハイデガーの技術論 -自然-身体-社会をつなぐ」を振り返ってみようと思います。 会場 Q:なぜ「技術論」というテーマを選んだのか? A: 私は中学生のときに神経症になり、電車に乗れ...
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▼このサイトの著者「巳巳」とは?

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巳巳 (田島鉄也)
東京在住の芸術家。実体と表象の間で生成する。
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